国立研究開発法人 海洋研究開発機構 JAMSTEC 藤倉克則さん のインタビュー(2)「深海魚の調査はどのように行われているのか」
今週は、国立研究開発法人 海洋研究開発機構 JAMSTEC で、
深海生物の研究をされている 藤倉克則さん のインタビューをオンエア。
今日は、深海魚の調査はどのように行われているのか、伺いました。
深海の生物の研究は昔からあまり変わらなくて、
船の上から長いワイヤーの先に網とかカゴをつけて深海生物をとって、
それをサンプルとして研究しています。
ただ、そのように採集した海洋生物は、死んでしまう。すると、生きてる状態がわからない。
そこ登場したのが、潜水調査船やロボットです。
深海6500は、
名前の通り6500 mまで潜れる潜水調査船。大きさはおよそ10 m。
人間が乗るのは調査船の前の方にある直径2 m程のまんまるい球の中に3人乗って潜る。
6500 mまで潜るのに2時間半、上がるのにも2時間半、海底で調査するのに3時間、
合計 8時間ほど中に入って調査することができます。
日本の深海6500は、音を使って、静止画を船の上に送る。
マイクを使うと会話ができるので、その映像と、マイクを使って、
多くの研究者の意見の元に、調査ができます。
国立研究開発法人 海洋研究開発機構 JAMSTEC
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新種の巨大深海魚「ヨコヅナイワシ」を発見(JAMSTEC)
https://www.youtube.com/watch?v=6EboUS-UGzI
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