国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校 名誉教授 須田 有輔さんのインタビュー①「須田先生の研究について」
今週は私たちに身近な海の環境「サーフゾーン」について、国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校
名誉教授 砂浜生態学が専門の須田 有輔さんにお伺いします。
本日は、須田先生のご研究についてお伺いしました。
須田先生は民間の建設会社で5年ほど勤めていた際に、ウォーターフロント開発関係の仕事と、砂浜の研究という2つの仕事を
行っていました。
ウォーターフロント開発関係の仕事というのは、大体は港や運河などの内海がメインで、外海に面した砂浜、神奈川県でいえば
湘南海岸などの場所の環境保全についてはあまり関心が持たれていなかった頃に働いていた須田先生はそのような部分が気になり、
その後水産大学校に移ってからは「土井ヶ浜」、「吹上浜」などの調査・研究を行ってきたとの事です。
20年にわたって,多くの学生とともに調査を行った鹿児島県の吹上浜です。「サーフゾーン〜浜〜海岸砂丘」の連なりを実感できる
すばらしい砂浜です。
アメリカ東岸のアウターバンクスの砂浜を訪ねたことが、その後の砂浜研究のきっかけとなりました。
須田先生の著書 「砂浜海岸の生態学」(訳書)(早川康博氏との共訳;東海大学出版会)
🌊私たちの身近な環境「サーフゾーン」ついては、須田名誉教授が日本自然保護協会へ 寄稿された記事からどうぞ!
・浜を読む① 〜 砂浜という環境の多様性〜
https://www.nacsj.or.jp/2022/07/31384/
・浜を読む② ~サーフゾーンの魚たち~
https://www.nacsj.or.jp/2022/09/31920/
・浜を読む③ 〜 浜辺のプラスチック〜(前編)
https://www.nacsj.or.jp/2022/11/32692/
・浜を読む③ 〜 浜辺のプラスチック〜(後編)
https://www.nacsj.or.jp/2022/11/32728/
今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/