国立極地研究所 准教授 渡辺祐基先生のインタビュー(2)「ニシオンデンザメについて」
今週は、国立極地研究所 准教授 渡辺祐基先生 のインタビューをオンエア。
「ニシオンデンザメ」とは北極にいるサメです。
大西洋の北の方すごく寒いイヌイットたちがアザラシを取って生活しており、
そのような地域に住んでおり、このサメは体長が最大で5 mほどで、
体重にして1 tほどになる大きなサメです。
「ニシオンデンザメ」の調査をするため、まず魚を釣る漁具を水中に仕掛けてサメを釣ります。
性格は獰猛で、食べ物の少ない北極の海で、常に食べ物を探してるため、簡単に釣れます。
「ニシオンデンザメ」は、低温に適用している種類で、低温ということは、
全ての活性がゆっくりなため、細胞一つ一つの動きが遅いため釣り上げても全然暴れません。
サメの場合は鮫肌と言われていますが、結構分厚い皮膚があり、
その皮膚の浅いところに小さな穴を開け、
そこにプラスチックの結束帯を通し、機械を取り付けます。
結束体がタイマーで切り離されるような仕掛けになっており、機械が切り離され、
海面に浮いて回収できるというやり方です。
国立極地研究所
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渡辺祐基
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最終更新日:2021年4月21日