千葉県立中央博物館分館海の博物館主任上席研究員の川瀬裕司さん 番外編 海を守るために
様々な魚の繫殖行動を研究されている川瀬裕司さん。
海を守るために私たちができる事について、伺いました!
川瀬さん曰く、アマミホシゾラフグが奄美の限られた場所で繁殖行動を行うということが
分かることで、その地域では、保護活動が始まっています。
そのように、まずは、知る事が大切。
さらに、研究者だけでなく、一般の私たちが見たりした情報が、様々な生き物の生態を知る
きっかけとなるため、今後はSNSなどにある、様々な情報をまとめることで
これまで生息地の分布や、時代と共に変化していく様子を知ることができ、
未来の魚を守る活動につながっていくのではないかと、川瀬さんはおっしゃっていました。
アマミホシゾラフグの時も、川瀬さんの蓄積された知識から分かったことがあったように
あなたが見つけた魚についても、ぜひ、博物館の研究員に問い合わせをしてみてください。
新たな大発見へとつながる可能性があるかもしれません!
あなたの周りにいる生き物は、なんですか?
ぜひ、海の博物館へ足を運んでみてください。
千葉県立中央博物館 分館 海の博物館
http://www2.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/
現在、海の博物館では「イカ展」が開催されています。
世界でも珍しい、約20cmの子どものダイオウイカと、
足を伸ばすと2.7mにもなる大人のダイオウイカを並べた展示など、貴重な標本を見ることができます。
9月5日までなので、ぜひ足を運んでみてください。
川瀬さんの研究「魚の繁殖行動の謎を解き明かす」
アマミホシゾラフグのミステリーサークルの映像も見ることができます
https://tetraodon.jimdo.com/