千葉県立中央博物館分館海の博物館主任上席研究員の川瀬裕司さんのインタビュー③「海のミステリーサークルの形状」
今週は、千葉県立中央博物館分館海の博物館主任上席研究員の川瀬裕司さんのインタビューをオンエア。
約25年前から奄美のダイバーの間で知られるようになった「海のミステリーサークル」。
長年謎だったこの構造物は、2011年に発見された新種のフグ「アマミホシゾラフグ」のオスによって
作られている事が分かりました。
今日は、その形状について、伺いました。
海のミステリーサークルは、奄美大島の近海に、3月下旬から出現。
10cm足らずの小さなフグが、約1週間かけて2mもの、まるでデザートのゼリーの型のような
溝のある立体を作り上げていくんですね。
しかも、単純な行動を繰り返すことで、円形幾何学模様ができることが分かりました。
実際にどのように作られていくのか、明日伺います!
千葉県立中央博物館 分館 海の博物館
http://www2.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/
川瀬さんの研究「魚の繁殖行動の謎を解き明かす」
アマミホシゾラフグのミステリーサークルの映像も見ることができます
https://tetraodon.jimdo.com/
最終更新日:2021年7月14日