北海道大学 水産学部 飯田高大 助教授のインタビュー⑦「赤潮の観測方法」
今週も、大きな被害をもたらしている 北海道の赤潮について、
北海道大学 水産学部 飯田高大 助教授のインタビューをお届けしています。
飯田先生は、練習船うしお丸に乗船しながら研究をされていますが、
海での観測はどのように行われるのか、伺いました。
海での観測は、塩分のちょっとした違いで、海水の流れや混ざり具合が変わるんですね。
今回、飯田先生たちが発表した「道東沖赤潮の横断観測にはじめて成功した」プレスリリースに掲載されている
衛星からの「植物プランクトン濃度」の画像を見ると、
北海道の襟裳岬の所から、太平洋にかけて、大きく赤潮の帯が見えています。
このあたりが、冷たい海水と暖かい海水がぶつかる場所なんだっていうのも見てとれます。
このように海流の変化が、気候の変化へも影響をあたえているんですね。
ぜひ、こちらのサイトもチェックしてみてください。
北海道大学 プレスリリース 道東沖赤潮の横断観測にはじめて成功
https://www.hokudai.ac.jp/news/2021/10/post-921.html
北海道大学 飯田高大
https://researchmap.jp/takahiro.iida
北海道大学
https://www.hokudai.ac.jp/
最終更新日:2021年12月8日