北海道大学名誉教授で、 函館国際水産・海洋都市推進機構「函館頭足類科学研究所」所長桜井泰憲さんのインタビュー②「イカの不思議　季節の旅人・スルメイカ」とは、 どんな本なのか」　

今週は、北海道大学名誉教授で、
函館国際水産・海洋都市推進機構「函館頭足類科学研究所」所長桜井泰憲さんにインタビュー。

Ⓒ北海道新聞社

桜井先生が北海道新聞社から出版されている著書
「イカの不思議　季節の旅人・スルメイカ」とは、
どんな本なのか、教えていただきました。


撮影: 時岡駿


この「イカの不思議」という本は、
櫻井先生が、それこそ今から35年くらい前に青森県の浅虫水族館で、
最初にスルメイカを飼育して展示したのですが、
それまでは、世界でもそうでしたけど、一週間程度しか生きないというものを、
だいたい2か月半くらい飼育したのが始まり。

イカは寿命が1年なので、それが毎年毎年命を繋いでいくのですが、
非常に資源の変動が激しい。
つまり何か環境の変化や漁獲の影響などで、一気に増えたり減ったりする。
何故、そうなるのかを調べるために、いろんな研究をした。
その苦労話も含めてこの本にまとめました。ですから、この本では、イカだけでなくて、
他の生物の話をしていますし、タコの話もしていますし、いろんなことをやっています。


提供:桜井泰憲


桜井泰憲先生の著書「イカの不思議　季節の旅人・スルメイカ」
北海道新聞社
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函館国際水産・海洋都市推進機構　研究者　桜井泰憲
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