番組ポッドキャスト

北海道大学名誉教授、 函館国際水産・海洋都市推進機構 函館頭足類科学研究所 所長桜井泰憲さんのインタビュー④「気候変動と海の生き物たちの変化」

今週は、北海道大学名誉教授で、
函館国際水産・海洋都市推進機構「函館頭足類科学研究所」所長桜井泰憲さんのインタビューをお届けしています。

フロリダでの国際頭足類シンポジウムで
提供: 桜井泰憲


近年、様々な魚が不漁と言われています。
例えば、2018年、青森県八戸港のスルメイカ水揚量は、ピークの1/5。
佐賀県では、2019年ケンサキイカの漁獲量が30年前の1/5と激減しているんです。

そこで今日は、「地球の未来はイカに聞け!」という桜井先生に、
気候変動と海の生き物たちの変化について、伺いました。

知床羅臼漁港の岸壁に水揚げされた大量のスルメイカ
提供: 桜井泰憲


気象庁によると、2021年の日本海の海水温は、平年よりも2度から3度ほど高かったとのこと。
それによって、寒ブリ、スルメイカ、アジ、カタクチイワシ、マイワシ、タラ類などの漁獲量は・・・
全国さんま棒受網漁業協同組合によると、2021年の全国のサンマ水揚げ量が
2020年と比べて38%減少していたそうです。
サンマの不漁について詳しくは、来週月曜日に、桜井先生にお話していただきます。

Ⓒ北海道新聞社

桜井泰憲先生の著書「イカの不思議 季節の旅人・スルメイカ」
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一般財団法人 函館国際水産・海洋都市推進機構
https://www.marine-hakodate.jp/