『海の地図PROJECT』について 日本財団 常務理事 海野光行さんのインタビュー⑥「地図の完成がどのように身近な生き物を守ることにつながるのか」
今週も、昨年10月からスタートした「海の地図PROJECT」について、日本財団 常務理事の 海野光行さんのインタビューをお届けします。
本日は、この地図が完成することが、どのように私たちに身近な生き物を守ることにつながるのかお伺いしました。
沿岸における海洋性の生態系を考える上で地形情報はかかせないもので、今回のプロジェクトによって広い範囲の海洋生態系の研究の基本になる地形データが取得できるので、科学者の方にとっても研究の促進につながっていくと海野さんは考えています。
日本の地形の特殊性は、全国津々浦々という言葉があるとおり地域によって地形が全て違うことにあります。
そんな地形を全部一緒くたにして海洋保護区を作ると言ってもなかなかうまくいくものではありません。
なぜかというと、人と海は密接に関わり合って生きている以上、その場所場所での状況や人が活動してきた浅海域の海底地形をしっかりと把握することが重要になると海野さんは考えています。
🌊日本財団「海の地図PROJECT」始動
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2022/20221024-80874.html
🌊日本財団
https://www.nippon-foundation.or.jp/
今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/