イベントレポート

「湘南気分」で街ごみ拾い!

湘南気分の縁日に後にゴミ拾いに参加してくれた皆さん!

環境省の調べによると、世界では毎年少なくとも800万トンものプラスチックごみが海に流出していると言われています。街に落ちているごみは、雨や風によって、排水溝・河川を伝わって、海へとたどり着きます。海洋ごみを減らすためには、海へ出てしまう前に街でごみを拾うことが大切です。

そこで、飲食店応援団!FヨコSAVE&EAT(MON-FRI 19:30~19:35)では、現在「清掃活動」をして頂けるオーナーさん、店舗を募集しています。実施して頂ける場合、FMヨハマより「オリジナルトング10本、軍手10セット、ごみ袋20袋」を無償提供させていただいています。
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そんなお店の一つ。戸塚にある「湘南気分」が開催したゴミ拾いに8月27日日曜日に参加してきました!多肉植物の販売や陶芸、かき氷など「一軒だけど商店街」と楽しいお店。この日は縁日を開催していたという事で子どもたちが射的にsuperボールすくいに、駄菓子にくじ引きなどを楽しんでいました。夏の日差しが少し傾いてきた夕方5時に子どもたちが大集合!この日は、子どもたち6名、大人12名が参加!

湘南気分の高田さんは、ビーチクリーン活動をしている「湘南クリーンエイドフォーラム」のメンバー。先日のスポGOMIワールドカップ神奈川県大会ではぶっちぎりの成績で優勝しています。そんな高田さんからゴミ拾いのコツを教えてもらって、いざスタート!初めてトングを持つ子、軍手をしてごみ拾いにワクワクしながら、近隣の公園までお掃除していきます。

みんな目を皿のようにして、あれはゴミ?  吸い殻が多いね・・と話しながら、公園に向かいます。
道中、川の中に落ちているごみを見ながら、高田さんから街のゴミ、海のゴミについてのお話も。
公園にはなぜここに落ちているの?と不思議なゴミを見つけては、あちらこちらから、声が上がっていました。
プラスチックの破片も!海に流れてしまう前にキャッチできでよかった。

静かな住宅地の中を歩いていても、プラスチックの破片が落ちていました。海へと流れ出てしまう前に拾う事が出来てよかった・・と、周りを見渡すと・・

プラスチックごみのもとはこれかも!

ぼろぼろになった三角コーンが。こうやって、街でプラスチックのゴミが出来て、雨に流され、川に入り、海にいくんだな・・と実感しました。この日拾ったプラスチックのかけらは拾える大きさでよかったです。
一方で・・

薄緑の粒粒が、水たまりの後のように広がっていました。

小さな粒粒を発見!触ってみると固いプラスチックの粒でした。これは何だろう・・と周りを見渡すと・・入り口の門のところに敷いてある人工芝を発見!すでに摩耗してつるつるになってしまっていましたが、海岸にたくさん落ちている人工芝のマイクロプラスチックも、こうしてできるのか・・と知ることができました。またプラスチックの粒を見つけたものの全ては拾いきれず、小さくなってしまうと回収するのが難しいという事も学びました。

暑い中、みんなありがとう

戻ってきてお店の前で、高田さんから海洋プラスチックごみについてのお話がありました。最後に参加賞として次回から使えるかき氷のチケットをもらって、記念撮影!

海面一面が海洋プラスチックごみの写真を見ながら、みんなで海ごみについてのレクチャーを受けました。

これからも月に1回、「湘南気分」では、ごみ拾いを開催していくそうです。詳しくは、「湘南気分」のSNSをチェックしてみてください。かき氷もおいしかったです!ごちそうさまでした。

「湘南気分」の高田さんは、スポGOMIワールドカップ全国大会への出場が決まっているだけに、引き続き注目していきたいと思います!