第1回 日本水中フォトコンテスト番外編 審査員長 自然写真家 高砂淳二さん「海を守るために」
今週は、今年4月に授賞式が行われた「第1回 日本水中フォトコンテスト」に注目!
最後に
今回、審査員長を務められた 自然写真家 高砂淳二さんに、長年海を見続けてきて感じる海の変化、
そして、海を守るために、私たちが出来る事についてアドバイスをいただきました!
長年、海の写真を撮り続けてきた高砂淳二さん。
サンゴのある美しい海ですが、研究者などの話からも
全体的に、この30年で、サンゴは半分も減ってしまったというお話も。
暖かい沖縄の方では、水温が上がっているため、白化現象が広がっているそうですが、
耐性をもつサンガも現れていたり、また、サンゴが北上して、伊豆や房総半島でも、
だいぶサンゴが増えてきているようです。
また、南方から海流に乗ってきてしまってきた死滅回遊魚が、関東沖合でも
生き残れるようになってきているようです。
海を守るために、高砂さんからは3つのアドバイスをいただきました。
① 物を購入するときにパッケージなどプラスチックがなるべく少ないものを選ぶ。
② 台所は、海に直結しているので、流すものを気を付ける。
③ 畑やお庭で散布する農薬も、海へと流れ出てしまうため、
虫や菌の退治が、海の生き物へも死滅させてしまう事を配慮して、気を付けて欲しい。
海から遠く離れていても、私たちの生活と繋がっているんですね。
毎日のちょっとした心遣いが、海を守る行動にもなります。
今回の高砂さんが審査員長を務めた「日本水中フォトコンテスト」の
次の開催が決定しています。
グランプリ賞金は、50万円!
応募スタートは、2023年11月1日からとなっています。
陽ざしが眩しくなってきたこれからのシーズン、海での素敵な瞬間を
写真に収めてみてはいかがですか?
詳しくは、日本水中フォトコンテストのHPをチェック!