国立静岡大学 創造科学技術研究部 特任助教 鈴木利幸さんのインタビュー②「サクラエビについて」
今週は、駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクトについて、
国立静岡大学 創造科学技術研究部 特任助教 鈴木利幸さんのインタビューをお届けします。
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本日はサクラエビとは一体どのような海洋生物なのか、鈴木さんにお伺いします。
サクラエビは、大きさは約4㎝ほどのピンク色をした小さなエビで、私たちはよく干し桜えびや冷凍の状態で
見かけますが、生きているときは透き通った体を持つ綺麗なエビです。
生息地は、現在分かっている限りでは静岡県の駿河湾、神奈川県の相模湾、それと長崎県の五島列島沖、
台湾の東側がサクラエビの生息地となっています。
この生息地のうち、漁業が行われているのは駿河湾と台湾の2か所のみになるのだそうです。
静岡の駿河湾では、春と秋に漁期を定めて漁を行っていますが夏の間は産卵期の為、通常6月から10月は
漁を行わないように組合で定められています。
春と秋に水揚げされたサクラエビは冷凍するもの以外は、富士川の河川敷で天日干しを行い、それまで透明で
透き通っていたサクラエビの体が桜色に染まる為、天日干しの光景は静岡の風物詩となっていて、またその様子が
サクラエビの名前の由来ではないかともいわれているそうです。
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🌊駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクト
https://wwp.shizuoka.ac.jp/sakuraebi/
🌊鈴木利幸🌸🗻@サクラエビ資源再生プロジェクト🦐
@suzukitoshiyuk
今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/