番組ポッドキャスト

国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 支援研究員 塩崎 彬さんのインタビュー⑤「三宅島クジラ鼻水プロジェクトについて」

今週も海洋生物と寄生虫について、
国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 支援研究員 塩崎 彬さんのインタビューをお届けします。

©塩崎彬さん@国立科学博物館 

本日は、「三宅島クジラ鼻水プロジェクト」についてお伺いしました。

クジラやイルカの寄生虫を調べる際にネックとなるのが実際にクジラやイルカを殺して採取という事が出来ない部分で、
大きな課題となっているのですが、ドローンならクジラやイルカを傷つけずにサンプルを採取できるのだそうです。
ドローンの下にシャーレを2つ付ける、上にシャーレをつけるなど工夫をしてクジラが吹いたものを上でキャッチ、もしくは
落ちてきた降下物をシャーレで受け止めるなど、両方の場面に対応できるようにしています。
サンプルが採取できればクジラ自身のDNAも分かり、何か病気にかかっていればその兆候も分かるかもしれない、さらに寄生虫がいれば更なる研究に活用できたりします。
今回のプロジェクトは、クジラの魅力とともにクジラと生きる寄生虫の魅力も発信し、寄生虫という変な生き物が好きな人も
クジラという魅力的な生き物が好きな人たちもお互いに、面白いことを知る事が出来るプロジェクトだと塩崎さんは考えています。

Ⓒ三宅島クジラ鼻水大作戦
Ⓒ三宅島クジラ鼻水プロジェクト_リターンバッチ

現在、塩崎先生たちは、ドローンを使って、海でクジラが吹き上げるブローを採取して
病気や、寄生虫、DNAなどを調べる「三宅島クジラ鼻水プロジェクト」を、
READYFORのクラウドファンディングとして立ち上げています。
三宅島に、今頃から姿を見せ始める巨大な海洋生物、ザトウクジラの生態に迫るプロジェクト。
12/23まで募集中! 詳しくは下記のリンクからご覧ください。

🌊三宅島クジラ鼻水プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/miyake-whale-blowpj

🌊国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp/

今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/